今日、我々の取り巻く生活環境にはあらゆるものがありふれ、物の大切さが薄れてきている時代になっています。

 

かつてはファッション、インテリア、自動車などそれぞれの分野においてブランド物を所有することが一つのステータスとしての輝きを持っていた。所有するという満足感に浸った自分がそこにいた。

 

しかし時は流れ、物が溢れ、ブランドが溢れ、人も時代も熟成された今、これらを所有するだけでは本当の満足をもたらしてくれない。これからは物を所有し、使いこなし、自分自身と一体化するほど共に育てていく感覚が必要になっているのではないでしょうか。

 

使い込むほど味が出てくる住空間、またそれを大切な人と共有し過ごす喜び。

そして永く使った暁には、本当に必要な部分をリノベーションし、違うエッセンスを入れ、さらに味のある空間に仕上げる。

 

永く使い込まれた空間にはお金では買えない歴史があります。

 

私たちの本拠地である京都という町も古い物を残しながら、新しい物を取り入れアップデートしていく。その主役は建物だけでもなく、物や人だけでもない。

全てが調和されてはじめてその良さが発揮される。

 

インテアールでは、このように人と物とが調和できる快適な住空間をお客様とご一緒に作り上げていくお手伝いをさせていただきます。